2015年4月8日水曜日

昇進しました

4月になり、既定路線ではありましたが、初めて役職というものを与えられました。
入社以来ずっと一律で昇給してきましたが、9年目にして初めて同期で差がつく、しかもいきなり2割に絞られるのですから会社とは残酷なものです。


そういう状況ですので、とても同期には「昇進なんてしたくなかった」なんて言えません。
実力不足なのに昇進してしまい、しかも昇進と同時に優秀な人が集う部署に異動してしまったというのは、それだけでプレッシャーなわけです。


望もうと望むまいと、今回昇進した人は過酷な競争が始まります。毎年毎年少しづつ絞られていくわけですね。
一度でも平均的な評価がつくと出世が遅れますから、優秀な人ほど短期的かつ目に見える評価を求めてしまいます。


そういった意味では、出世から外れた人たち(じっくり専門性を深めていく人たち)の存在も企業にとっては重要な存在なのであろうと思います。






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2015年3月8日日曜日

出世する人の特徴(アフター5編)

出世する人の特徴(お仕事編)の続きです。


前回も述べたように、目立つということが出世には大切です。


偉い人との接点が少ない若手社員にとって、飲み会というのは自分の顔を売るための貴重な機会となります。
偉い人というのは結局オッサンなわけです。
・上司に誘われたら付き合うのが当たり前
・二次会、三次会が当たり前
・飲めるやつは尊敬されるのは当たり前
・みんなで風俗行くのが当たり前


こういう価値観のもと出世してきたオッサン達は、セクハラだのアルハラだのイクメンだのに窮屈さを感じている人も少なくありません。


そんな平成の時代にあって、自分の若かりし頃のように振る舞い、場を盛り上げようと頑張る若手社員は可愛くて仕方ないわけです。


そうして名を覚えてもらい、ちょこまか気を使える人間という評価を得れば、仕事においても目立つ役割が与えられやすいのです。




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2015年2月13日金曜日

出世する人の特徴(お仕事編)

出世する人の特徴(新入社員編)の続きです。


出世するためには、「誰が自分を評価するのか」を知る必要があります。
部下の評価を上司一人だけで決める会社は少ないかと思います。


その理由は、以下の2つです。
・部や部門など一定の組織単位に評価枠があるから
・評価の公平性を担保するため
自分の部下が皆優秀だからといって課長が皆にいい評価を与えるわけにはいかないですし、
課長が個人的な好き嫌いで評価を与えるわけにもいけません。


たとえば部門単位に評価枠があるとします。
そうすると、そこに属する管理職(部門長、部長、課長)の話し合いで決まるというわけです。
そこで大切になるのは、

①優秀な上司

課長の重要な役割として「部下の育成」があります。
部下をどれだけ育てたか、が上司の評価にもつながるわけです。
将来を嘱望され発言力のある上司は、部下に必至でいい評価を与えようとしてくれます。
そうした上司の部下にしてもらえるよう、普段からアンテナ高く根まわしすることが重要なのです。

②味方となる管理者を作る

管理者もまた人の子、知らない人間より知ってる人間に優しくしようとするものです。
会社にとって重要な仕事をして課長から評価されても、他の課長からみて「そんなやついたっけ?」では駄目なのです。
何よりも目立たなければ意味がないということです。


・小さくてもよいから、課を跨ぐような仕事をする
・別の課に相談にいくときは、現場を熟知した担当者に直接行くのではなく、そこの課長に相談し担当者を紹介してもらう


その積み重ねが「あいつ、よくわかんねぇけど結構頑張ってるよな」という印象を与えるのです。


次回、出世する人の特徴(アフター5編)です。



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2015年2月12日木曜日

出世する人の特徴(新入社員編)

「出世したくないなら、まず敵を知ることだ。つまり出世するようなことをしなければいい」ということで、へそまがリーマンの周りで出世してるorしそうな人の特徴を整理してみました。

まず最初に言っておくと、必ずしもズバ抜けて優秀である必要はないということです。
エッ!?と思われるかもしれませんが、これは現場の人からみた「優秀な人間」と偉い人からみた「優秀な人間」には若干相違があるからです。
早く出世するということは、将来の幹部候補としての期待をかけられているわけです。取締役なり部長なりの立場に求められるマネージメント能力やビジネス感覚というのは、必ずしも現場の作業に熟知していることとイコールではありません。
むしろ出世する人ほどグルグル異動させられるので、以外と器用貧乏だったりするものです。
※その「器用」というのが難しいのですが


入社時の席次

これは会社によって大きく異なるでしょうが、へそまがリーマンの勤める会社では非常に重要です。
それは席次によって配属先が決まるためです。
席次が上の人は重要な部署に配属されますし、重要な部署には会社からいい評価が優先的にまわされます。
また、人事部との面談では、自分の挙げた成果を会社の方向性と結び付けられるので、論理的かつ簡潔に自分の能力をアピールできます。
出世競争はふるい落としによって行われ、敗者復活戦などはありません。入社後の数年間で遅れた人は絶対に挽回できないシステムです。
そのためにも、入社時の席次は非常に重要となるのです。

若手研修

入社後の数年間は、配属先ではなく人事部が評価を握っている会社も多いかと思います。
普段の業務を見ていない人事が評価をするのです。
では、何をもって評価するのか。それは人事部主催の若手研修です。
・論理性、・柔軟性、・リーダーシップ、・プレゼンスキルなど実に色々なところを見ています。特に宿泊形式の研修では、その人の社交性が伺えるので特に重要です。
出世したい人は部署の先輩や、面接時のリクルーターなどを通じ、あらかじめ傾向と対策を立てておくことをおススメします。


次回→出世する人の特徴(お仕事編)


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2015年2月10日火曜日

労働組合

へそまがリーマンの会社には労働組合があります。
それも結構マジメ(?)に活動してて、
・組合員の有給休暇は毎年全消化が義務
・残業を一定時間以上行うためには、課長と組合で協議が必要(場合によっては拒否も)
・ノー残業デーには、残業している不届き者がいないか巡回
・春闘期間中は残業不可
などなど、会社から見ると非生産的な活動が盛りだくさんです。
システムエンジニアという職種で、これらの権利があるのは恵まれているほうです。給料は微妙ですがね。
もちろん、これらの権利があるのは組合員だけで課長にはありません。
課長は有休を利用する部下の仕事を肩代わりし、自分の仕事のために土日出勤し、合間を縫って部下を残業させるための組合説明資料を作らねばならいのです。しかも、経営状況から課長昇進数は減っており、酷いところでは一人の課長が20人くらいの部下を持っているケースもあります。
こんな上司の頑張る姿に「ありがたい」とは思いますが、「俺もこうなりたい」とは思わないわけです。
実際、私の先輩に課長昇進を断った人がいるのですが、その理由は「人間的な暮らしが出来ない」というものでした。
『子は親の背中を見て育つ』ではないですが、マネージャーとして在るべき姿を部下に示すことは組織として非常に重要なことだと思います。
労働者に気を遣うあまり、会社側の人間を酷使する、そんな会社に未来はあるのでしょうか。

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2015年2月7日土曜日

共働きであること

私へそまがリーマンの妻は正社員として働いてくれています。
子供がいるので短時間勤務ですが、家計は大助かりでして、お陰様で自分の趣味にも多少お金を使わせてもらっています。
この前、いつまで働くつもりなのかをドキドキしながら聞いてみたのですが、


「ずっと働くよ。だってあんた出世しそうにないもの」



はい。おっしゃる通りです。
どうせ甲斐性なしですよ。


でも、欧米と比べてサラリーの弾力性が低い日本でこそ、もっと共働きが増えていい気がします。
格差だのなんだの言われている現在ですが、まだまだ総中流社会である日本では、一定レベルの生活水準を得るのに最も効率的な方法が共働きだと思います。


年収500万でも二人で頑張れば1,000万なわけですから。
へそまがリーマン夫妻は現在三十路ですが、世帯年収で比較すると、私の会社の50歳部長(妻:専業)と同じ程度貰ってます。妻が短時間にも関わらずです。
日本の税制は累進課税ですから、手取りにすると多いくらいです。


夫婦で無理せず働いて、家事も育児も分担する。


程々の生活を手に入れつつ、お互いの苦労をわかりあえる。
そういう働き方が素敵だと思いますし、私には合っています。




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昇進することに

「どうやら出世コースにのっているらしい
はっきりと知ったのは2か月前(2014年12月)のことです。
・昇進試験の結果が合格であり、来年度より係長級になること
・その前提として社内バックオフィスに異動すること
・昇進試験は受ける前から合格が決まっていたこと
以上のことを伝えられました。
『係長なんてゴミじゃん』といわれる方もいるかもしれませんが、ウチの会社はギリギリ黒字の経営状態がここ10年くらい続いていまして、昇進試験自体は同期のほとんどが受けるのですが、受かるのは例年ごく一部。
しかも異動先は完全にエリートコースときました。。
『困った
と思いましたよ。
だって私は出世したくないのですから。
仕事がデキるわけでもないし、意欲があるわけでもない。昇進試験も諸先輩方と同じように落ちると思ってました。
なのにまさかの合格、しかも優秀な人間が集まる部署に放り込まれるのですから。
「栄転おめでとう
私よりずっと優秀な同期からお祝いをうけ、悶々とした正月を過ごすことになりました。
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はじめまして

ども。へそまがリーマンです。
テーマはタイトルの通り『出世したくない!』です。私が何故へそまがりなのかはそのうち書くとして、出世したくない理由を今回は書こうと思います。
1.自由な時間がない
今私は平社員で、月平均30時間ほど残業しているのですが、課長だと休日出勤を含めて80時間ほど頑張っています。
これは年間にして600時間ほど家族や趣味の時間を削るってことなわけで、私には耐えられません。
2.給料がさほど変わらない
これも大きな問題です。課長になると残業手当がなくなるので、忙しいわりに給料が上がらないんですよね。私の会社では、年収+100~150万程度です。
時給換算だと逆に下がってると思います。
3.責任が重い
これはまぁ当たり前の話なのですね。私自身ガラスのメンタルなので、ほどほどのやりがいがあれば十分なのです。
結局、偉くなることで何を得たいのかですよね。
・少しでも高給になりたい
・部下を動かして一人では為し得ない成果を得たい
・偉い人に振りまわされたくない
・責任の重い経営判断をしたい
・部長、本部長などの肩書きがほしい
私はそのどれにも当てはまらなかったということですが、考え方を変えると、平社員であっても仕事、待遇に大きな不満はないとも言えるわけでして。
その意味で会社にはとっても感謝しています。
でも出世は勘弁だなぁ。。
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